歯周病と全身疾患

投稿日:2016年7月21日

カテゴリ:スタッフブログ

コラムでも何度か触れていますが、歯と歯茎の隙間の歯周ポケットにたまった歯垢の細菌が原因で起こる病気を歯周病といいます。

歯周病原因菌に感染すると歯茎の腫れ、歯茎からの出血、歯が抜け落ちるなどの症状が現れるようになります。実は歯を失う原因として虫歯よりも歯周病の方が多いのです。そして、その歯周病は口の中だけの病気と思われがちですが、そうではないのです。

炎症が続いていると歯周病原因菌が心臓や肺に運ばれて糖尿病、心臓病などや動脈硬化、脳梗塞・・・妊婦の方が感染すると早産や低体重児の危険度が高くなる事も指摘されています。特に妊婦さんは女性ホルモンの関係で歯肉炎にかかりやすい傾向がありますので注意が必要です。
まずは口腔内を清潔に、予防方法としてプラークコントロールをからはじめます。プラークコントロールとは歯垢をブラッシングしたり、たまっている歯垢を取り除くことをいうのです。正しい歯磨きをするのも大切です。歯科医院で直接正しい歯磨きの仕方を聞くのもいいでしょう。

東京都世田谷区にある当院の中町本院と三宿院でも歯周病に対する検査や治療、もちろん適切なアドバイスをさせて頂き、口腔内だけではなく全身疾患への影響も考慮した治療計画をたてますので、少しでも疑問やお困りの事がございましたら、お気軽にご質問ください。

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