正常咬合を目指して

投稿日:2017年2月28日

カテゴリ:矯正

子供たちの歯列の発育を見ていく上で基準として“正常”を知る必要性があります。歯列の乱れの原因として萌出の異常・スペース不足・習癖・骨格性の遺伝があげられます。本日はこの中から“スペース不足”についてお話させていただこうと思います。“乳歯列期”(2~6歳)は通常歯間間隔がありますが、間隔が無いお子さんや少ないお子さんは要注意です。永久歯の交換期にスペースが足りず不正咬合になる可能性があるため成長と共に矯正治療の必要性があるか否かの経過を見ていく必要性があります。また“上下切歯交換期”(6~10歳)は上下切歯が接触する、乳犬歯が残存する、被蓋関係が正常である、正中が一致する、歯の萌出に捻じれや歯の並びに重なりが無いという状態が正常であります。この時期は永久歯列で正常咬合を獲得できるかを判断するのに非常に重要な時期であります。なぜなら歯の大きさがそれまでの乳歯より萌出してくる永久歯のほうが小さいためそれ以前の4前歯がきれいに排列していればその状態がそのまま維持されることが多いためです。今回のお話でお子様の状態が歯科医師のチェックが必要かどうかを考えるきっかけになっていただければと思います。