う蝕リスクについて

投稿日:2016年12月28日

カテゴリ:未分類

今年も終わりが近づき当院での診療もわずかとなりました。昨日はう蝕リスクに関する院内勉強会があり様々な症例と、治療を施した場合の数年後の経過などを皆で確認するものでした。近年、食生活の欧米化に伴い唾液のPHが下がることでう蝕リスクが上がるということ、また高齢化やストレス社会により服用薬剤が増えることで副作用として唾液分泌量が減り、これもまたう蝕リスクが上がる結果につながるというものでした。対処としてまずご自身の生活スタイルや定期検診・クリーニングをどれほど受けられているかなどの問診を経てどの程度のカリエスリスクがあるかということを知っていただくことが重要であり、それぞれに見合った歯磨剤や洗口剤をご使用いただきます。当院には検体(唾液)を摂取しカリエスリスクを評価する機械を導入しております。ご自身では毎日しっかりと歯を磨いているのに何故虫歯がすぐ出来てしまうのだろうと感じていらっしゃる方も多いかと思います。出来た虫歯を処置するだけではなくご自身のカリエスリスクを把握した上で適切な予防法を行っていくことがう蝕予防の第一歩として有効であると言えます。ご興味がおありな方は是非ご相談ください。

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