インプラント周囲炎

投稿日:2017年3月8日

カテゴリ:インプラント

最近では、歯を抜いたところの処置として、
入れ歯ではなくインプラントを入れる方が
増えてきています。入れ歯よりも他の歯に負担をかけることなく、審美的にも良いなどメリットがあるインプラントですが、しっかり掃除が出来ていないとたとえ人工の歯でも歯周病になってしまうのです。それがインプラント周囲炎です。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの粘膜組織とインプラントを支えている骨に炎症が生じた状態の事を言います。症状としては、歯肉が腫れている、赤くなっている、出血がある、膿が出るなどです。ではなぜインプラント周囲炎になってしまうのか。主な原因はプラーク(歯垢)です。プラークの中に潜んでいる歯周病原細菌が増殖し、炎症を引き起こしています。この歯周病原細菌は、天然歯の歯周病の原因でもあります。インプラントだからちゃんとお掃除しなくても大丈夫だと思っている方が多いようですが、虫歯にはならなくても歯周病にはなるのです!そのため、インプラントを入れた方はフロスや歯間ブラシなどの補助用具を使ってプラークがたまらないよう常にきれいにしていただき、また定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けることが大切です。
インプラントを長く使用していきましょう!

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