乳歯と永久歯の違い

投稿日:2018年8月8日

カテゴリ:虫歯

乳歯は子供の歯、永久歯は大人の歯ということはわかっていても具体的に何がどう違うのかご存知ですか。見た目での違いは、まず色です。乳歯は白っぽく、それに比べ永久歯は黄色みがかっています。大きさで比べれば、永久歯は乳歯よりもひとまわりほど大きいです。本数では乳歯が約20本に対し、永久歯は約28本生えてきます(一番奥に生える親知らずを加えれば約32本です)。歯の構造でみれば、永久歯のエナメル質や象牙質は乳歯の約2倍ほどの厚みがあります。乳歯と永久歯の違いは多くありますが、永久歯は一生ものですのでより大きく丈夫に生えてくるという特徴があります。

一般的に乳歯から永久歯への生え変わりは、6歳ごろから始まります。乳歯の下で永久歯が成長していくと、ゆっくりと乳歯の根が溶かされていきます。乳歯の根が溶けてなくなっていくと、乳歯がぐらぐらと揺れ始め抜け落ちます。こうして乳歯から永久歯へと生え変わります。だいだい12歳ごろまでで永久歯が生え揃うと言われています。

生え変わりの時期のお子さんがいるご家庭では、お父さんやお母さんがお口の中をこまめにチェックしてあげてください。永久歯が全然生えてこない、永久歯が生えているのに乳歯がなかなか抜けない、など気になる症状がありましたらお気軽にお問い合わせください。

ページトップへ戻る