セラミックとジルコニアの違いについて

投稿日:2022年4月24日

カテゴリ:虫歯

虫歯治療で詰め物や被せ物をしなければならないときに、せっかくなら白く見た目もキレイにしたいですよね。そんなときには人気のセラミックを選択される方も多いと思いますが、セラミックと言っても種類があることをご存じですか?

そもそもセラミックとは、一般的には皿や花瓶などの陶磁器のことを言います。歯科医院によっても扱っているセラミックの種類は様々ですが、当院では二ケイ酸リチウムを主原料としたガラスセラミック(e-max)と酸化ジルコニウムを主原料としたセラミック(ジルコニア)を主に取り扱っています。

e-maxは強度はもちろんですが、審美性が高く、ご自身の歯との色なじみが良いのが特徴です。一見すると被せ物と自身の歯との区別がつかないくらいキレイに仕上げることができます。

対してジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ぼれるほど、強度に優れたセラミックになります。その強度の高さから奥歯の治療や歯ぎしり食いしばりで噛む力が強い方にはとくにお勧めの素材になります。以前はジルコニアは強度はあるものの審美性には欠ける素材でしたが、近年では透明感のあり審美性も高くなってきています。

詰め物や被せ物の素材で迷ったら、それぞれの素材の特徴を理解し治療を進めていきましょう!

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