親知らずの抜歯について

投稿日:2018年2月26日

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歯医者に親知らずの抜歯をすすめられて、どうしようか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。また、友達の体験談を聞いたりテレビで見たりして自分も抜いた方がいいのか気になっている方、実際にすでに親知らずの不調に困っている方もいるでしょう。親知らずは特に下の歯が横に向いてはえていることが多く、その場合は普通にはえている歯より抜歯が難しくなります。

親知らずを抜歯するメリットとして、若いうちに抜くと治りが早くなります。
親知らずはだいたい18〜20歳くらいで生え、親知らずは少し頭がでたくらいが抜くいいタイミングです。でてこない場合もあるので20歳前後に抜いてしまうのが理想的です。若い方が傷治りも早く、抵抗力もあるので感染のリスクが下げられます。

また、骨が硬くなる前に抜くと小顔になれるかも??と期待されます。劇的な小顔効果を得られる方は稀ですが、特に顎が張っている方、頬骨が張っている方は抜歯するとエラの前の部分の骨が痩せて小顔になります。年を重ねるにつれて親知らずの周りの骨が硬くなってくるので、早めに抜くとより効果があります。

女性は妊娠、出産前に抜いたほうがいいということ。親知らずは完全にはえていることが少なく、腫れて痛みがでやすいものです。ですが妊娠や授乳中には子供への影響を考えるとできるだけ抜歯を避けたい時期です。そのため痛みがあっても我慢しなくてはならないので、早めに抜歯をした方がいいのです。

虫歯や歯周病になる前の方が麻酔の効きが良いということ。虫歯や歯周病になってしまって炎症が起きてしまっていると麻酔が効きにくくなります。すると抜歯中に痛みがでたり、麻酔を追加しなくてはならなくなるので、生えてすぐの健康な時に抜いてしまう方がおすすめです。

親知らずを抜いた方が良い理由として、以下となります。
隣の歯を虫歯にしてしまう、虫歯になって痛みがでる、歯ぐきが腫れて痛みがでる、親知らずが生えかけて痛む、口臭の原因になる、顎や喉が痛くなる、頭痛の原因にもなる、前の歯を押して歯並びを乱すということが懸念されます。

より痛みを少なくするために、抜歯前にしておくことは、お口の中を清潔にする、抜歯前後は寝不足や疲れに注意する、抜歯後は傷の治りのチェックが必要です。

抜歯後に注意することとして、
極力うがいをしない。血が止まりにくくなることを避ける抜歯後は口の中に血がにじむのが気になって何度もうがいをしてしまう人が多いのですが、過度のうがいは固まり始めた血液の蓋を洗い流してしまいます。口の中に血がにじんで気持ち悪いときは血を吐き出す程度にしましょう。また薬を飲み忘れないこと。腫れを防ぐために冷やす、喫煙を控える、舌で傷口を触らない、硬い食べ物、刺激のある食べ物を控える、抜歯当日はゴシゴシ歯磨きをしないなど気を付けてください。

親知らずの抜歯の痛みを少なく終えるには術前と術後のケアが重要です。

また、抜歯をする場合は早い時期の方が望ましいです。それでも迷っている方はまずレントゲン検査だけでも受けてみて、ドクターに詳しく説明してもらうことをおすすめします。
のぶデンタルクリニックまでお気軽にお問い合わせください。

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