インプラント治療のリスク

投稿日:2019年7月21日

カテゴリ:インプラント

今回はインプラントのリスクについて、お話したいと思います。

まずインプラント治療は外科的なアプローチを行うものなので、それ自体からくるリスクがあります。
術後の疼痛、腫れ、発赤、発熱、埋入部位によっては開口しにくくなったりすることがあります。しかしこれらは大抵、経時的に消退していきます。
当院ではガイドを用いてのインプラントの埋入手術を行いますので、侵襲も最小限に抑えるようにしています。

また、滅多にあるものではありませんが、知覚神経麻痺も可能性としては起こりえます。
知覚神経の治癒を促すための投薬治療が必要になりますので、その場合は知らせていただくことになると思います。

次に、全身疾患からくるインプラント治療のリスクがあります。
例えば糖尿病ですと、免疫力の低下によりインプラントの埋入部分の細菌感染や治癒遅延などがあります。
貧血ですと、血の循環量が少ないので治癒遅延の可能性があります。
抗血栓療法などの投薬治療を行っている場合、医科との連絡連携が必要になるケースがあります。

最後に、患者さんの口腔内環境や習慣からくるリスクがあります。
喫煙されている場合、口腔内の血流量が減るので手術後の治癒不全、治癒遅延があります。
飲酒をよくされる場合も同様です。
また歯周病の部位が口腔内にある場合、そちらからインプラントの埋入部へ細菌感染を起こしてしまい、インプラント周囲炎へ波及し、脱落してしまう可能性もあります。

これらのリスクからインプラントを守るため、当院ではインプラントのメンテナンスを必須とさせて頂いております。
当院では、インプラントの10年保証を行っておりますが、その適用条件の1つに定期検査に掛かって頂いていることが盛り込まれております。
インプラントは食事のクオリティーを大きく損なうことなく、口腔内の機能をしっかりと回復させることが出来る唯一の方法と言えます。
そのかわり、メンテナンスは欠かせなくなる、とも言えますが、何かあれば当院ではしっかりとサポートする準備がありますので、不安な方はお気軽にスタッフに相談下さい。