根管治療の治療期間について

投稿日:2020年3月3日

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根管治療(歯の根の治療)とは、虫歯などが原因でばい菌が歯の中の神経にまで入りこみ感染し歯の根の先に病変が起きます。これを治すためにはばい菌に侵された歯の神経を取った後、神経が入っていた根管をきれいにして、根の先まで薬を入れる治療のことです。
根管治療は、被せ物などの土台になる根元の治療で、歯を抜かずに残すためには最も大切な処置です。

ただし、根管は非常に複雑な形をしています。特に根管の先は無数に枝分かれをしているケースが多いため、このような細部に入り込んだばい菌に侵された部分を全て取り除くことは困難です。

そのため治療にかかる期間は、炎症の状態や根管の形態によって大きく異なります。
問題がなければ早い方は数回で終了しますが、問題があるときは数ヶ月、細菌が取り切れなかった場合は数年かかることもあります。

当院ではマイクロスコープ(歯科治療用顕微鏡)を用いた治療を行っております。
マイクロスコープは肉眼では確認できない細部の問題点を把握することが出来るため、より正確な診断と、より精度の高い治療が可能です。

予後が悪く、セカンドオピニオンを検討されている方は、是非お問い合わせください。

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