インプラントの寿命について

投稿日:2020年11月2日

カテゴリ:インプラント

インプラントを埋め込むと、天然の歯と同様の使い心地を実現できます。

インプラントは、入れ歯やブリッジと比較するとかなり長期間使用できると言われています。インプラントの平均寿命は、10年から15年となってきています。ただし、中には20年、35年とかなり長い間問題なく使用できるケースもあります。 現在では10年を目安に考え、インプラント治療後10年が経過したら、歯科医院でインプラントの状態を診てもらいましょう。 インプラントの材質は、半永久的に使えるものとなっていますので、その後のケア次第で寿命を延ばすことが可能です。

インプラント治療後は、正しい方法でブラッシングを行い、定期検診を受け、歯垢や歯石を取り除いてもらうことで、歯周病を予防することが大切です。ただし、きちんと口腔内のケアを行っていても、歯周病を100%予防することは難しいのが現状です。年齢と共に唾液の分泌量は減少し、歯肉も弱くなっていくこともあります。また顎の骨も変化することもあり、これにより噛み合わせが悪くなることも考えられます。そのため、このような身体の変化を考慮したうえで、インプラントの平均寿命を10年から15年としています。インプラントを10年間以上使用し続ければ、多少は磨り減ったり、弱くなります。そして、寿命を迎えたインプラントを無理に使い続ければ、歯や歯茎の状態が悪くなってしまいます。 近年は、インプラントの技術や材質が向上しているため、10年、15年の成功率も高くなっています。したがって、インプラント治療後は、口腔内を清潔に保つ努力を続けることで、長いこと天然の歯と同様、快適に使用し続けることができます。 インプラント治療後は定期検診にしっかり通いましょう。

ページトップへ戻る