虫歯の程度

投稿日:2017年11月14日

カテゴリ:予防歯科 虫歯

口腔の2大疾患のうちの1つである虫歯。虫歯が出来ていたらすぐに治療しないとと思う方が多いかもしれませんが、削って治した方が良い虫歯と、経過観察をした方が良い虫歯があるのです。

虫歯は程度によってC0〜C4までの5段階に分けられています。C0は歯の表面のエナメル質が溶けていて白濁している状態(脱灰と言います)で症状はありません。この場合は、歯磨きをしっかり行いフッ素やキシリトールなどを応用する事で元の状態に戻す(再石灰化と言います)ことができます。C1はエナメル質が溶けて小さい穴が空いている状態です。症状はありません。必要であれば削る処置を行います。C2はエナメル質の下の象牙質まで虫歯が進行している状態です。冷たいものがしみたりします。処置が必要で、削った大きさに応じて被せ物やプラスチックの詰め物をします。C3は虫歯が象牙質の下の神経にまで達しているものです。この状態では、温かいものもしみるようになります。削るだけではなく神経を取る処置が必要になります。C4は歯のほとんどが虫歯によって無くなってしまった状態です。最終的には歯を抜かなければなりません。

このC0とC1の場合ならば削らず維持していくのがベストです。しかし、削るか削らないかを目視で判断するのは難しいため、のぶデンタルクリニックではダイアグノデントペンを使用しています。虫歯が疑われる所に光を当てることで虫歯の大きさが数値化されます。その数値によって処置が必要かどうか判断できる為、不必要に歯を削らなくて済むのです。のぶデンタルクリニックで歯を守りませんか?

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