矯正治療後の保定について

投稿日:2020年2月18日

カテゴリ:矯正

長期間の矯正治療で手に入れた歯並びが崩れることなく綺麗な状態で保つために、矯正治療が終了した後の歯並びを美しく保つ装置として、「リテーナー」です。

長い期間をかけて治療が終了したと思ったのに、また装置を使わなくてはいけないの?と思われる方も少なくないと思います。
せっかくブラケットやアライナーが外れたのに…と感じるかもしれませんが、治療後にしっかりとリテーナーを付けることが綺麗な歯並びを保つポイントだということを知っておきましょう。

リテーナーとは、保定装置とも呼ばれる矯正治療後の歯列を保つために必要不可欠な装置です。
矯正装置を外した直後の歯は、歯を支える顎の骨がまだ固まっていない状態なので、「後戻り」という矯正前の歯並びに戻ってしまう現象や歯並びの崩れが起こりやすい状態です。

治療中はブラケットやワイヤーなどで固定されていた歯ですが、治療を終え矯正装置が外れると1本1本の歯がフリーになってしまう為、歯を支える骨が固まるまでの間「保定」といって矯正後の歯並びを安定させる過程が必要です。

特に矯正治療直後は後戻りがしやすい時期だと言われており、半日〜丸一日ほどリテーナーを使用していないだけで再び装着した際にリテーナーが浮いている(歯が動いてしまっている)という方も少なくはありません。それくらい治療後の歯は後戻りしやすいのでしっかりと保定することが大切です。装置が外れて終了ではなく歯並びが安定するまで油断しないようにしましょう。

個人差がありますが、1年から3年ほど使用していただくことがほとんどです。
しかし、成長や加齢、生活習慣などによって程度の差はあれ必ず後戻りは生じてしまうものなので、綺麗な歯並びを保つためにできるだけ長い期間使っていただくことを推奨しています。

基本的にはお食事をとる際、糖分・酸などを含む飲み物を飲んでいただく際に外していただき、それ以外の時には日中・夜間ともに着用していただきます。
歯を支える骨が安定してきたら使用時間を夜間のみにしたり、使用頻度を減らしたりできる装置になっています。
後戻りを防ぐ為にも先生の指示があるまでは、使用時間を守るようにして下さい。