補綴(被せもの)による噛み合わせ治療

投稿日:2016年8月5日

カテゴリ:噛み合わせ

噛み合わせ治療を行なう際に、様々な診査をします。

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まず セファロレントゲンによる骨格分析を必ず行ないます。 上顎、下顎の関係、歯の軸の角度、脳頭蓋底と顔面の関係、気道や舌骨の状態など 多くの情報を得る事ができるので治療計画を立てるのにこの分析を欠かすことはできません。

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症状に応じて、CADIAX  (Computer Aided Diagnostic Axis Recording)  という顎の運動を測定する装置を使用します。 この検査からは、顎の動き、ズレ、方向、運動量などが計測出来ます。

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セファロレントゲンと CADIAX測定によって得られたデータから、歯を作成する咬合器のセッティングをします。 このセッティングにより、個人個人の顎の動きが再現され、その人に適応する歯を作成する事ができます。

 

診査診断後、目指すべき噛み合わせの位置を設定したら、まずその位置で噛める様なマウスピースを作成します。(TRPスプリント) 食事以外は装着する事で、設定した噛み合わせが生体に適応するかどうかの判断をしていきます。 ほとんどの場合、このスプリントでいろんな症状が改善しますが、調整が必要な場合もあります。

このスプリントで、設定した噛み合わせが間違ってないと判断できたら、ここから矯正 もしくは 補綴治療になります。 矯正は前回紹介しましたので、補綴の方法を今回紹介します。

TRPスプリントで、噛み合わせのゴールを設定したら、補綴の場合は次に バイトアップキャップ(BUC)という、歯を削らずに上からキャップのように被せる仮歯を装着します。 BUCは取り外し出来ませんので、24時間この噛み合わせを体験してもらいます。 これで問題なければ、歯を削って本番の歯に変えていきます。

このように、十分な診査診断を行なった上、慎重にステップを踏みながら治療は進行していきます。もちろん、途中で不具合があれば、再度そこで診査診断し、すぐに対応していきます。

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