マイクロスコープによる精密根管治療

投稿日:2016年10月14日

カテゴリ:マイクロスコープ

大きな虫歯ができてしまって、細菌感染が神経まで達してしまうと、歯の神経を取らなければなりません。歯の神経は主に歯の根の中にありますので、この治療を 根管治療と呼びます。

ところが、歯の根の形は非常に複雑で、一度治療しても 感染の取り残しがあったり、目に見えないような細い根の入り口があったり、小さいヒビが入っていたりして、再治療になってしまう事が 少なくありません。

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この治療の成功率を上げるために、当院で用いているのが マイクロスコープ という 歯科治療用の顕微鏡です。 このマイクロスコープによる精密根管治療では、約40倍ほどまで歯を拡大して診る事ができますので、肉眼では見えない細い根やヒビを直接診る事が可能になります。

一度 根管治療したにも関わらず、再度膿が出てきたこちらの左上第一大臼歯。

Leica Picture

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すでに、3つの根の治療が施されておりましたが、マイクロスコープを用いて注意深く歯の溝をたどってみます。

Leica Picture

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4本目の根が出てきました。 この歯は高い確率で 4本目の根がある事が知られていますが、肉眼でこの根を発見するのは、ほぼ不可能です。

一度治療したにも関わらず、再発したり、いつまでも違和感が取れないような場合は、このような根が隠れている場合もありますので、精密な根管治療には マイクロスコープは欠かせません。

 

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