虫歯予防におすすめのフッ素

投稿日:2017年1月30日

カテゴリ:セルフケア 予防歯科

フッ素(フッ化物)という言葉や、歯に良い、というイメージはみなさんご存知だと思いますが、歯にはよくても体には良くないんじゃないの?とたまにご質問を受けたりします。

海外では水道水のフッ素化や、フッ化物錠剤摂取が行われていますが、日本ではフッ化物は劇薬として管理、取り扱いが厳しく、全国的にはまだまだ普及しているとはいえません。

どの物質でも言えることですが、大量に摂取した場合急性中毒の可能性があります。

ただし900ppmを週一回使用する方法なら一度に6~7人分、450ppmを週5回使用する方法なら一度に25人分飲まないとフッ化物の急性中毒は生じません。また、慢性中毒の心配はありません。

ペースト状の歯磨剤では、チューブ一本分を全て飲み込んだ場合、急性中毒症状を生じる可能性はゼロではありません。しかし、実際にチューブ一本飲み込むのは不可能だと思います。

味が甘めの歯磨剤も多いですが、飲み込むとなると・・・想像してみてください。

では、うがい用の洗口剤はどうでしょうか。

リステリンなどアルコールが含まれ辛めのものも多いですが、液体のため間違ってボトル一本分一気に飲み込んでしまう可能性はゼロではありません。そのため洗口剤のフッ化物の配合は認可されていないのです。

歯磨剤に含まれるフッ化物の濃度は市販のものと、歯科専売のものとではかわってきます。

薬用歯磨類製造承認基準により、歯磨剤に配合できるのは90~1000ppmと定められています。WHOでは、500ppm未満では、虫歯予防の効果はかなり低下し、250ppmいかでは、ほとんど効果なし、とされています。

ちなみにのぶ:デンタルクリニックで塗布しているフッ化物の濃度は9000ppmですので、高濃度がご希望の方はフッ素塗布もご相談ください。

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