矯正が必要な子供の歯並びについて

投稿日:2019年9月2日

カテゴリ:予防歯科 噛み合わせ 矯正

皆さんこんにちは。今回は矯正が必要な子供の歯並びについてお話しします。

お子様の口の中をみて、明らかにがたつきがある場合は、分かりやすいですよね!ただ見た目ではキレイに並んでいるように見えるのに、矯正が必要なお子様は沢山いらっしゃいます。その代表的な3つに焦点をあててお伝えしたいと思います。

1、乳歯が2本ぬけて、そこに永久歯が1本だけはえている場合
通常のはえ代わりでは、乳歯が1本抜けて、その下から永久歯が1本はえてきます。顎が狭いと乳歯2本分のスペースを使い1本の永久歯がはえてきます。一時的に並んでいるように見えますが、1年後にそのお隣の永久歯がはえてくるときに、スペースがないので曲がったり重なったりしながらはえてきます。そうなると一気に悪くなります。2本乳歯が抜けた、もしくは2本めが抜けたのに1本しかはえてこない!というお子様は早めの矯正をお勧めします。

2、乳歯の段階で歯に隙間がない場合
乳歯と永久歯の大きさの差をご存知でしょうか?数値だと分かりにくいと思いますが、ご自身の歯と同じ大きさの歯がお子様のお口にもはえてきます。イメージしてみてください、ちゃんと並びますか?もし無理だと感じられたら矯正治療をお勧めします。

3、かんだ時に下の歯がみえない、笑った時に歯茎がみえる、鼻炎や喘息、無呼吸がある場合
これらの原因の一つとして上あごの成長不足が言われるようになりました。理想的な上あごの成長方向は前方です。成長期にお口があいていたり、鼻が詰まっていたり、姿勢が悪いと上あごは前よりも下方に成長します。そうなるとかんだ時に下の歯が見えなかったり、笑ったときに歯茎が見える骨格になってしまいます。また、舌が前に成長できず後ろにおいやられ気道がせまくなり喘息や無呼吸になってしまします。鼻と口は1枚の薄い骨をはさんで仕切られていますが、口が狭いということは鼻も狭い、発達が悪いということになります。こういうお子様は歯並びというよりも呼吸やあごの成長をうながすためにすぐにでも矯正治療をお勧めします。

代表的な3つをお話ししましたが、いかがでしょうか?
我が子に当てはまると思われた方、ぜひお話を聞きにいらしてください!
自分では判断が難しいと思われた方、ぜひご相談ください! お待ちしています!

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